【鍼灸治療】灸(きゅう)は意外に熱くない!その効果とは...?

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【鍼灸治療】灸(きゅう)は意外に熱くない!その効果とは...?

2020/03/14

【鍼灸治療】灸(きゅう)は意外に熱くない!その効果とは...?

 

 

想い鍼灸整骨院です。

 

本日は鍼灸治療で使用する「灸(きゅう)」について説明させていただきます。

 

 

灸

灸(きゅう)とは?

 

はりと同様に、痛みのでている筋肉やツボ(経穴)に刺激を与え、体のバランスを整え健康的な体へ導く治療法です。


はりとは違い、体内に直接刺激を与えるものではなく、肌の表面から体内に向けて温熱刺激を与えます。
灸のもとになっているのが「もぐさ」というもので、ヨモギから生成されてます。

 

 

 

 

「お灸って熱いの?」と実際よく聞きます。
昔の治療ではあえてお灸で大きな傷を作り、その部分に軟膏(お薬)をぬって治療する方法も確かにありました...

今ではそのような治療は少なく、痕の残らないお灸が主流となっています。

 

 

「きゅう」の種類

 

当院で使用している「きゅう」は、間接灸(もぐさを肌に直接置かないタイプ)と直接灸(もぐさを直接肌に置くタイプ)を使用しています。
体質や症状によって使い分けをしています。
 

 

せんねん灸(間接灸)

せんねん灸


「もぐさを肌に直接置くのではなく、もぐさと肌の間になにか別の物をはさみ間接的に灸をおこなう」方法です。
もぐさと肌の間になにかをはさむことで、熱を緩和し、じんわりとした熱感となります。
 

せんねん灸

 

間にはさむものとして、最初から台座とセットのものや、にんにく・ビワの葉などをはさんだりします。
今では雑誌のふろくや、薬局・専門店などでも販売されていて、ご自宅でも出来るかなり温度の低いものがあります。
刺激としては「ジワジワと暖かい感じが続く」感覚です。
 

点灸(直接灸)

灸

 

「もぐさを肌に直接おき、燃焼させる」方法となります。
肌に直接置くので、ピリッとした感覚のある熱感があります。

灸

 

症状によりますが、当院では大きくてもお米粒ほどの大きさで、皮膚の薄い背中や手足などには全て燃やし切らず、少し底が残る程度(8分ほど)まで燃やします。
刺激としては「一瞬ピリッとした感じ」です。

 

※左がせんねん灸 右が点灸です

「きゅう」の効果

 

体表に熱刺激を与えることで、筋肉や血管を刺激し、細胞を活性化させます。

 

筋肉や血管を刺激しますので、血流が改善されます。「お風呂につかったら体がほぐれる」感覚を「きゅう」で部分的におこなっている。とイメージしてもらったら分かりやすいかと思います。

 

「きゅう」施術を終えたあと、どちらも「ホカホカ暖かい感じがする」とよく言っていただけます。

 

 

 

 

はり治療同様、痛めている部位や経穴(ツボ)に刺激を与えますので、効果としてははりと同様の部分もあります。「はりの効果」もあわせてお読みいただければより分かりやすいかと思います。
 

 

 

 

「きゅう」といえば熱いものとイメージされている方が多いと思いますが、せんねん灸は「低い温度でジワジワ暖かく」点灸は「熱さが一瞬ピリッとくる」感覚で、どちらも、心地よい温度で受けていただくことができます。

 

症状により使う「きゅう」の種類を選らび、体調・体質を考え、体にあった灸治療を行いますので、ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください!

 

 

想い鍼灸整骨院では、痛みに対しての早期回復、美容・筋力トレーニングなど再発のない施術に力にいれております。

 

久津川 想い鍼灸整骨院

鍼灸師 中坊葵

 

〇アクセス

城陽市平川浜道裏11-13

近鉄久津川駅から徒歩で約8分

近鉄大久保駅から車で約8分

 

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